孤独感を抱いているのか

無性愛

無性愛者は孤独感を抱いて生きているのか

無性愛者とは、他者に恋愛感情や性的欲求を抱かない人のことです。

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無性愛者(アロマンティック・アセクシュアル)には、その性質ゆえに一生独り身の人もたくさんいると思います。

それは他人から見ると、孤独で寂しい生活のように感じるかもしれません。自身だったらと想像し、そんなのは寂し過ぎると思われるかもしれません。

ですが当の本人が孤独感を抱いているかというと、全くそんなことはないという私のようなケースもあります。

無性愛者はひとりでいても寂しくない?

無性愛者は他者に恋愛感情を持つことがないので、おそらく生涯独身の人も多いと思います。

今は実家で暮らしていたとしても、ゆくゆくはひとりになります。

ずっとひとりで生きていくというのは、大抵の人にとっては寂しいことだと感じるのではないでしょうか。

一般的に

ですが、私自身は、ひとりでいることに全く寂しさを感じません。

今までの人生で、ひとりが寂しいと思ったことは一度もありません。

本気で

個人的な考えですが、無性愛者の中には私のような人が結構いるのではないかと思っています。

もちろん、寂しさを感じないのが無性愛者であることと直接関係するのか、厳密には分かりません。

単純に私個人の性格によるものかもしれません。

というか性格によるところもおおいにあると思いますが、でも無性愛という性質が原因になっている部分もあるような気がするんです。

恋愛できる人は、いつか自分がパートナーを持ったり家庭を作ったりという漠然としたイメージがあると思います。

年齢を重ねるにつれて、もしかしたら自分にはそれが叶わないかもしれないと思い始める人もいるかもしれません。

でも自分自身の性質だけで考えたら、不可能ではなかったはずです。

恋愛できるんだから

一人の足跡

無性愛者である私は、十代の頃に自分は生涯恋愛することはないだろうと確信したと同時に、一生独り身の人生が確定しました。

恋愛できないのだから当然恋愛結婚はできないし、したくもないので、最初から他に選ぶ道が存在しないわけです。

パートナーのいる人生が可能だったなら独り身を寂しく思うかもしれませんが、そもそも選択肢がないうえに望んでもいないので、パートナーがいないことで寂しくなりようがありません。

いらないし…

この「恋愛的な意味で寂しくない」というのは、私だけでなく無性愛者に共通する感覚だと思っています。

まずこれが前提にあることによって、割合的に無性愛者はひとりでも寂しく思わない人が多いのではないかなというのが個人的な考えです。

他の人はその前提がない

海辺の一人掛けの椅子

もちろん、恋愛的に寂しくなくても、ひとりでいること自体は寂しいという人もいると思います。

最近では無性愛のコミュニティで出会った人同士でルームシェアなんてこともあるそうですし、その気になれば誰かと生活を共にするきっかけはわりとあるのかもしれません。

詳しくないけど

とは言え、共同生活してもいいと思える人をさがし、実際一緒に暮らすというのは、やっぱりかなりの労力が必要なのは確かです。

そう考えると、孤独感を抱かないというのは、生涯独り身にとっては都合がいいことだと思います。

ただ、心理的には良くても、現実問題として歳をとるほど大変なことが増えていくのは、覚悟しなければなりませんが。

しょうがない

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