無性愛者に気付けるか

無性愛

無性愛者に気付く自信はあるが出会えない

無性愛者とは、他者に恋愛感情や性的欲求を抱かない人のことです。

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無性愛者(アロマンティック・アセクシュアル)である私の個人的な意見ですが、もし実生活で他の無性愛者に出会ったら、自分と同じ性質の人だと気付けるような気がするという謎の自信を持っています。

無性愛者はごくわずか

セクシュアルマイノリティ(性的少数者)の中でも、「無性愛」の性質を持つ人はごくわずかです。

同性愛者や両性愛者の割合とは比べ物にならないでしょう。

人口の1%程度だとか

私も自分以外の無性愛者に出会ったことは今まで一度もありません。

もちろん誰だって己の性的指向を公表しながら歩いているわけではないので、多少会話した程度で判断できるものではないです。

ですが、プライベートな話を何度かするようになれば、この人自分と同じかもしれないと、なんとなく感じ取れるのではないかとずっと思っています。

まだ会ったことがないので思っているだけですが。

会って確かめたい

無性愛者ではないなと思う人

無性愛者に出会ったら絶対に気付きたいと常に思っていますが、当然ほとんどの人が早々に除外されます。

まず、ある程度年齢を重ねていて(20代半ばくらい)、独身でフリーのうえ全く恋愛関連の話をしない、もしくは恋愛に関心がないと明言するような人が、世の中にあまり存在しません。

当たり前だけど

この時点で大抵の人が除かれます。

一輪の花

とはいえ、恋人をつくる気がないと主張するような人でも、期待するにはまだ早過ぎます。

例えば「今付き合っている人がいるか」と質問されて、こちらが「いない」と答え、「相手ほしい?」「いらない」という流れからの「自分も全くその気がない」と言う人は、おそらく無性愛者ではないなと判断します。

個人的な考えですが、無性愛者は他人に交際中かどうかを尋ねることはしないと思います。同性相手だろうが異性相手だろうが。

結構自信ある考え

恋人がいると返されてもいないと返されても、その後に続く恋愛にまつわるトークの手持ちなんて何もないので、自分からそんな話題を振ったりはしません。

興味がないというと身も蓋もないですが、自身が恋愛に関心がないので相手の恋愛事を聞くという発想にまず至らないのです。

ボウリングに全く興味がないのに、「ボウリング行ったりする?」と聞かないのと同じです。

たぶん同じ

無性愛者かもしれないと思う人

では、一体どういう人に出会ったら「この人、無性愛者かもしれない」と思うのか考えてみました。

まず、恋人を欲しがっている気配がなく、恋愛に関する話もろくにしない人というのが前提になります。

上でも言った通り

さらに言うと、恋愛関連の話をしないというのは、自身の恋愛エピソードを語らないというだけではありません。

少し説明が難しいのですが、普段の日常で感じ取れるようなことが、確信に至る根拠になる気がします。

例えば道行く人が赤の他人に親切にしているところを見て「ああいう人がいいよね」みたいなことは言わなかったり、好きな芸能人が結婚しようが離婚しようがどうでもよさそうな様子をしていたり、ドラマや映画や漫画の話題で恋愛面での感想を言わなかったり、そんな日々のほんのちょっとしたことです。

うまく言えない…

無性愛者というのは、見るからに恋愛に関心がないのが滲み出ると思うのです。もう至るところから。

なのでもし出会えたら私には分かると思うのですが、現実的に考えると、これから先も出会う可能性は低いだろうなというのが正直なところです。

青空の下の一人掛けの椅子

無性愛者の割合は、「人口の1%程度」や「1~3%」などと言われています。

2019年に大阪市民を対象に行ったアンケートでは、0.8%(33人/4285人)がアセクシュアルと回答したそうです。

この数値を見れば、自分が実生活で関わる程度の人数ではそりゃ会えないよなとしみじみ思います。

そんなに知り合いいない

無性愛者のコミュニティみたいなものに参加するほどの行動力はないので、おそらく一生会うことはないと理解しつつも、もし偶然出会えたら感動するのかなとか、まずはどんな話をしようかなみたいなことを、想像するだけしています。

想像だけ

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